PHILOSOPHY経営理念

JSコーポレーションの経営理念

経営理念善きことを行う優しさと
強さを持ち続ける企業

「善きこと」とは
人にされて嫌なことを人にしない
人にされてうれしいことを人にする
理不尽なことをしない

成功方程式人生・仕事の結果=熱意 × 能力 × 考え方

善き事とは「人にされて嬉しい事を人にする」
「人にされて嫌な事を人にしない(理不尽な事はしない)」こと。
その実践のために、私たちは「熱意」「能力」「考え方」(=優しさと強さ)の
3つの要素を重視しています。

  • 熱意 VICTORY

    善き事を行う場合にも、物事を達成させる場合にも、まず「やろう!」とする熱意が必要です。そのレベルを高く、そして強く持つことで、目標達成の可能性も大きく高まります。

  • 能力 CREATE

    分からなければ出来る人に尋ね、昨日より今日、今日より明日と地道に努力する。こうして着実に力を身につけることで成長し、善き事を行う範囲や可能性も大きく広がります。

  • 考え方 JOINT SUCCESS

    熱意と能力が100%であっても、考え方が間違っていれば、人や社会に貢献できるどころか、逆に被害や損害を与えてしまいます。JSでは「共に成長し、共に成功する」という考え方のもと、社員全員が“善き事を行う優しさと強さ”を持った企業をめざします。

理念を反映した歴史

-1987「公称=実数」の志を守るため、赤字を承知で発行した「結婚情報」

結婚に関する情報誌を発行したことがあります。結婚時の多忙さに着目し、家に居ながらにして結婚式場や家具、新婚旅行などの情報が手に入れば便利であろうと考え、それを一冊の本にしたのです。読者ターゲットは、大学や短大を卒業した女性。一人ひとりに電話をし、65,000人のリストを作って本を送るというものです。

情報誌に広告を掲載していただくため、早速、結婚式場やホテル、家具屋さん、旅行代理店などにセールスに伺いました。しかし、なかなか注文が取れません。このまま本を発行すれば、4,000万円もの赤字になるという事態になりました。4,000万円といえば、当時の総売上(4億円)の実に10%に当たります。

その時、私たちが考えた選択肢は「赤字を出しても本を発行するか、発行を断念して注文をいただいたお客様に謝るか」のふたつでした。リストを減らし、部数を調整して(安く仕上げて)発行しようという発想は微塵もありません。嘘やごまかしをせず「公称通りに実数を印刷する」――それがJSの"志"だからです。「結婚情報」は当初の予定通りに発行しました。

-1992正確な発行部数を証明する『一般社団法人日本ABC協会』に業界で唯一加盟。

学情報誌の世界には「公称」という言葉があります。企画書に書いている部数で契約をもらうのですが、それは「公称」で、実際には収入に合わせて部数を減らし、「実数」として印刷するという考え方です。私たちはそれをおかしいと思い、企画書の部数通りに印刷してきました。そのことを証明する機関である『一般社団法人日本ABC協会』に業界で唯一入り、部数を公査・発表していただいています。私たちは常々「嘘をついてまで仕事をしたくない」と思っています。ごまかしの結果としての成功では意味がありません。「バレなければ何をしてもいい」という考え方に与することなく、これからも公明正大に仕事をしていきます。

-1997発生したミスを徹底的に調べ直し、
7,000万円の費用をかけて刷り直す。

JSコーポレーションが発行する媒体のひとつに「進路徹底研究」があります。新しく高校3年生、2年生になる方たちを対象にした専門学校のガイドブックです。関係者より高い信頼と評価をいただき、現在では発行部数が40万部に達しています。

ところが1997年の発行時、この「進路徹底研究」の一部にミスが発生しました。企画から流通・配本まで、細心の注意を払って業務を遂行しているなかでの出来事です。私たちは、ミスの原因を徹底的に洗い出しました。同時に、他にもミスがないかどうかを、やはり徹底的に調べ直しました。

私たちの作業を見ていた印刷会社の方には「どうしてそんなに体に悪いことをするのですか」と聞かれたりもしました。実際、細かく見ていかなければ分からないようなミスもあります。それでも毎日、徹底的にミス探しを行い、終了するまで1ヶ月もかかりました。「人にされて嫌な事はしない」――それがJSの企業姿勢です。「間違いと分かっているものは世に出さない」の一心で、すべてのミスを7,000万円の費用をかけて正しい情報に刷り直しました。

-2011震災後すぐにマンション手配。余震に備えて急遽、事務所も移転。

人々の暮らしを一変させた東日本大震災。宮城県仙台市にあるJSの東北支社でも、社員やそのご家族のなかに東京への避難を余儀なくされた方がおられました。そこで東北から避難された方々、さらには首都圏においても計画停電により通勤が不便な方々のため、すぐに会社でマンションを手配し、無料で住んでいただくことにしました。また、生活物資の不足に対応するため、懐中電灯、電池、水などを送りました。

震災当時、関東支社は高層ビルの49階に入居していましたが、「余震が怖い」と感じる社員もいたことから急遽、同ビルの9階と10階へ移転。代表の米田も、地震が起きた3月から毎月東京に足を運んで、関東支社の社員たちを激励しました。

JSでは毎年4月に全国の社員が大阪に集まって決起集会(キックオフ)を実施するのですが、この年のキックオフでは、関東・東北支社の皆さんに慰労のため前日に京都で1泊、当日も大阪で1泊してもらいました。

-2020新型コロナウイルス感染症対策。
社員を守るため、検査を会社負担で実施。

世界的大流行となった新型コロナウイルス感染症。日本では2020年の4月に緊急事態宣言が発令されるなど、不安な状態が続く中、JSコーポレーションでは社員の安心安全のため、本人とそのご家族のPCR検査と抗原検査を全額会社負担で実施。これにより、社内での感染拡大を防ぎ、お客様への影響も抑えることができました。

また、コロナ渦でも安心して仕事に取り組むことができるよう、テレワークと時差出勤制度を導入。自宅から会社のパソコンにリモートでアクセスできるシステムや、Web会議アプリケーションなどを活用し、在宅でも快適に働くことのできる環境を整備。いち早くアルコール消毒液や透明パーテーション、コロナウイルスに対応した特殊な空気清浄機などを設置し、社内でも安心して働くことができる環境を整えました。

また、コロナ禍でもオンラインで会議や全社懇親会を行うなど、コミュニケーションを大切にする風土を継続。携帯用アルコールスプレーを社員とそのご家族だけでなく、お客様にもお届けし、喜んでもらいました。

各種社内規定

  • 社内規定『JSパワー』

    能力発揮を公平・公正に評価するだけでなく、社員教育や能力向上にも活用される社内規定「JSパワー」。社員一人ひとりの意欲に応えるとともに、「善き事を行う優しさと強さ」を持った人材を育てます。JSでは「理不尽な事はしない」を基本に人間の感情ではなく、スポーツのルールのように公平に能力測定ができる社内規定『JSパワー』を作成しています。これは、あくまでも人間の感情に頼らない「公平」なルールであり、全体調和的な「平等性」を求めたものではありません。ですから、能力を発揮しさえすればきちんと認められ、性別や婚姻の有無、学歴や国籍などに影響されることもありません。また、結果(業績)だけで見るのではなく、仕事への取り組み方や人との接し方など、さまざまな観点から評価していきます。この『JSパワー』を書面という形で社員全員が保有し、意識や能力の向上にも役立てています。

  • 社員の声が反映される『各種制度』

    一人ひとりの社員が意欲を持って業務に取り組めるよう、社員の声が反映される制度や、コンテストを実施。社長や上司との風通しの良さもJSの特色のひとつです。

  • 「改善提案」制度

    社内の環境やガイドブック、サイトの企画など、内容は何でもOK。提案内容は社内ネットワーク上で全社員が共有。採用・不採用も理由を明示して発表され、採用された提案にはインセンティブ支給があります。

  • 「希望勤務地、希望部署・職種」申請制度

    正社員には原則として転勤や部署異動があります。但し、能力を最大限に発揮してもらうという観点から、本人の希望を優先的に考えます。社長に直接、希望メールを送ることができます。

  • 「各種コンテスト」

    過去の実績として「新規事業計画」や「サイト事業計画」等の募集を実施。評価には年齢や役職は一切関係ありません。下克上のチャンスもある制度で不定期に開催しています。